業務用のエスプレッソマシンを探していると、一度は名前を見ると思われる世界的に有名なメーカーが「ラ・マルゾッコ」です。バリスタ間で有名なのはもちろん、有名コーヒースタンドでも一時期店舗にマシンが置かれていたことから、一般の方にも知られるようになりました。
重厚な存在感を醸し出し、カフェやバーでは店舗の象徴として目立つ場所に設置されていることも多い逸品です。こちらでは、エスプレッソの本場イタリアで「ラ・チンバリ」と共にコーヒー文化を支えてきた、ラ・マルゾッコの歴史や特徴についてご紹介します。
ラ・マルゾッコの歴史
ラ・マルゾッコは今から約90年前、1927年のイタリア・フィレンツェにて、ジュゼッペ・バンビ氏とブルーノ・バンビ氏の両名が創業しました。イタリアのフィレンツェは世界最古のカフェが存在しており、コーヒーとの縁が深い地域です。
創業当時から受け継がれる「ハンドクラフト」の精神は現在まで受け継がれ、コーヒー界のロールスロイスとも呼ばれています。コーヒーへの並々ならぬ情熱と、豊富な経験から次々と新しいマシンを生み出し、垂直方向のボイラーしかなかった時代に水平方向のボイラーを生み出すなど、様々な特許も取得しました。
また、現在のラ・マルゾッコの代名詞ともいえる、コーヒーとスチームのツインボイラーの採用は画期的だったのです。
エスプレッソを淹れることはもちろん、カフェラテにも適していること、世界中で愛されていることから、世界一のバリスタを決める大きな大会である「ワールド・バリスタ・チャンピオンシップ」（World Barista Championship）において認定機種にもなりました。
ラ・マルゾッコの特徴
ラ・マルゾッコの大きな特徴は、創業当時から守られている「ハンドクラフト」の精神です。存在感のある大きなエスプレッソマシンを、一つひとつ手作りで作り続けているからこそ、細やかな点まで意識の行き届いた製品を作れるのでしょう。
職人の熟成された技術をいかんなく発揮するだけではなく、バリスタの意見を積極的に取り入れている点も大きな特徴です。使用者側の意見を採用することで、使い勝手の底上げを実現しています。
また、ラ・マルゾッコには「ツインボイラー」を採用したマシンがあります。コーヒーを沸かすボイラーとスチームボイラーが独立していますので、管理を簡単にしつつ、コーヒーの抽出とスチームの作成を切り離すことに成功しています。それぞれで温度の管理ができるため湯温が変わりにくく、安定した抽出が可能です。
マシン内の圧力や湯温を自由に調整できる点は、バリスタの腕を発揮することにもつながるでしょう。セミオートならではの、味わい深くこだわり抜いたエスプレッソを抽出できます。
エスプレッソマシン専門ショップであり、通販に対応しているA-DININGでも、ラ・マルゾッコのエスプレッソマシンを取り扱っています。憧れのマシンを手に入れたいと考えている方は、ぜひ一度通販サイトをご覧ください。
約90年前にイタリアで誕生した「ラ・マルゾッコ」は、「ラ・チンバリ」と共にコーヒー文化の熟成に貢献してきたメーカーです。ステンレスの輝くボディに、重厚な存在感を醸し出すマシンは、創業当時から多くの職人による手作りで生産されてきました。
デザインはもちろん、ラ・マルゾッコの代名詞ともいえるツインボイラーなど機能面も非常に優秀であり、エスプレッソマシンの世界標準でもあります。ラ・マルゾッコのエスプレッソマシンは、バリスタであれば一度は使ってみたい、自店に導入してみたいと考える方も少なくありません。
A-DININGはエスプレッソマシン専門店として、ラ・マルゾッコやラ・チンバリなど有名ブランドのエスプレッソマシンを取り扱っています。セミオートタイプ（1〜3グループ）はもちろん、全自動タイプも扱っており、自店に取り入れたいエスプレッソマシンを細かく選択することも可能です。グラインダーやバリスタグッズも取り扱っていますので、周辺機器を一級品で揃えたい場合も対応いたします。
購入をまだご検討中ではなく、まずはどのようなものか見てみたい方も、豊富な品揃えを誇る取り扱い製品をぜひご覧ください。
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